ななほし農園について

はじめまして。
ななほし農園の東ヶ崎 郁乃（ふみの）と申します。
夫婦で有機農業をはじめて20年になります。（2022年現在）

なぜ、私たちが農薬（除草剤、殺虫剤、殺菌剤 他）や化学肥料を使わずに野菜を育てているか、理由をお話したいと思います。

子どもの“死”をきっかけに

結婚８年目にしてやっと授かった子供の母体内での死。
そのとき産婦人科の医師から初めて
「食べ物の大切さ」 「農薬の怖さ」
「母体内の環境の大切さ」 を知らされました。

20年前に脱サラをして「有機農業」の道へ

しかし、本当に安心して食べられるものが
市場では手に入りにくかったのです。

私たち夫婦は、作物を自分達で作ることを決意。
就農するために脱サラをして有機農家を訪ね歩きました。

有機農家の生活は未知の世界のものでした。
「食」だけではなく、
出産、子育て、病気、ケガ、生活の工夫を教わりました。

安全な作物を育てるだけではなく、
人間自身も生命のつながりを保つ為の営みが
「有機農業」だと言うことを知りました。

暗中模索しながらも自然と共に生きる
有機的な生活を実践した事が幸いしたのか、
今は二児の親となりました。

真っ黒いウンコ

子供達は当然田畑が遊び場となります。
長男はまだ歩けないころ、私達が気がつかないうちに
畑の土を食べていて顔中真っ黒、翌日出てきた便も真っ黒！
大笑いしました。

でも、もし畑で農薬や化学肥料を使っていたら
笑い事ではすまされませんでした・・・

自分達が安心して口に入れられるものを

ななほし農園で大切にしていることは、
自分達が安心して口にいれられるものをつくることです。

わたしたちについて